「動画を大画面で楽しみながら、仕事にも活用できるデバイスがほしい」
そんな希望を持つフリーランスのWebライターや動画クリエイターにとって、XREAL Air Pro 2は魅力的な選択肢のひとつです。
実際に使ってみると、動画視聴には最適なデバイスであることがわかりました。
当記事では、XREAL Air Pro 2のリアルな使用感をもとに、動画視聴や仕事への活用について詳しくレビューしていきます。
XREAL Air Pro 2の特徴と基本スペック

XREAL Air Pro 2は、最新のARグラスとして登場し、映画やゲーム、仮想ディスプレイとしての活用が可能です。とくに、コンテンツ消費を重視した設計が特徴で、軽量ながら高画質な映像体験を提供します。
さらに、Micro-OLED 1080pディスプレイを搭載し、色彩の鮮やかさと高コントラストが魅力です。
リフレッシュレートは最大120Hzに対応しており、動画やゲームの映像を滑らかに再生できます。
また、エレクトロクロミック調光機能を備えているため、周囲の明るさに応じた視認性の調整が可能です。
XREAL Air Pro 2の重量は約72gと非常に軽く、長時間の装着でも負担を感じにくい設計になっています。接続はUSB-Cを採用しており、PCやスマートフォンとの接続も簡単です。
これらのスペックを考えると、主に動画視聴やゲーミング用途に適したデバイスといえます。
XREAL Air Pro 2の基本スペック
項目 | 詳細 |
---|---|
ディスプレイ | Micro-OLED 1080p |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
調光機能 | エレクトロクロミック調光対応 |
重量 | 約72g |
接続方法 | USB-C(DisplayPort Alt Mode対応) |
【XREAL Air Pro 2のメリット】動画視聴には最高の没入感

実際にXREAL Air Pro 2を使ってみると、動画視聴において非常に高い満足度を得られることがわかりました。
とくに、家族が寝た後や、カフェなどの外出先でも、周囲を気にせず大画面で映画やYouTubeを楽しめるのが大きな魅力です。
XREAL Air Pro 2は、スピーカーを内蔵しているため、ヘッドホンを装着せずに快適な音質で視聴できます。
また、映像のクオリティも非常に高く、フルHDの解像度により細部まで鮮明に映し出されます。
とくに、黒の締まりが良く、映画のシネマティックな雰囲気をしっかり再現できる点が印象的でした。
視聴環境を問わず、どこでも大画面で映像を楽しめるという点で、XREAL Air Pro 2は非常に優れたデバイスといえます。
【XREAL Air Pro 2のデメリット】仕事で使うにはXREAL BEAMが必須

一方で、仕事用のディスプレイとしてXREAL Air Pro 2を活用する場合には、いくつかの課題がありました。
XREAL Air Pro 2は、仮想ディスプレイの固定ができず、視線を動かすと画面も一緒に動いてしまう点が大きな問題です。
そのため、Webライターや動画編集者のように、長時間ディスプレイを見続ける作業では、画面が安定しないことで作業効率が低下する可能性があります。
また、画面の隅はやや見にくいのですが、隅を見ようと顔を動かすと、画面も動いてしますのです。
この問題を解決するには、XREAL BEAMを併用することが必須です。
XREAL BEAMを使用することで、仮想画面を目の前に固定でき、作業環境を大幅に向上させることができます。
他にも、XREAL Air Pro 2は目との距離が近いため、長時間使用するとピント調整が難しくなり、目の疲れを感じやすいというデメリットもあります。
とくに、細かい文字を読む作業では、通常のPCモニターと比べて集中しにくいと感じました。
【XREAL Air Pro 2】どんな人におすすめ?リンク

実際に使用した結果、XREAL Air Pro 2は「動画視聴やコンテンツ消費向けのデバイス」であることがわかりました。
映画やYouTubeを大画面で楽しみたい人、家族や同僚を気にせず個人で映像を視聴したい人にとっては、非常に満足度の高い製品です。
一方で、仕事用途での使用を考えている場合は、XREAL BEAMが必要になる点に注意が必要です。
画面が固定されないまま作業すると、視線が安定せず作業効率が落ちるため、快適な環境を作るためには追加アクセサリーが必須になります。
また、軽量とはいえ長時間の作業には向かないため、短時間の補助ディスプレイとしての活用が現実的でしょう。
まとめ

今回は、XREAL Air Pro 2の使用感について解説しました。
当記事をまとめると
- 映像クオリティが高く、没入感のある動画体験ができる
- 家族や同僚を気にせず、どこでも大画面を楽しめる
- 仕事用途では、画面の固定ができず、XREAL BEAMが必須
- 長時間の作業には向かず、目の負担が大きくなることも
映画館のような没入感を持ち運びたい人にはおすすめですが、仕事用途では追加アクセサリーが必要になります。
購入を検討する際は、自分の用途に合っているかをよく考えたうえで選びましょう。
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